2021 福島県立高等学校入学者選抜 数学
2021 福島県立高等学校入学者選抜 数学
1 基礎的・基本的な問題①
2 基礎的・基本的小問題②
「数と式」「図形」「関数」の基本的な問題
3 確率と資料の分析と活用の問題
(1)は確率(2)は資料の分析
4 連立方程式の利用及び一次関数の利用関する問題
与えられた問題文を読み取り必要な条件を整理して立式し計算過程まで記述する問題。
5 図形証明問題
平面図形が持つ基本的な性質や定理の理解、論理的思考力及び表現力をみるための問題。
6 関数のグラフと図形に関する問題
直線上の点の座標から図形をとらえ、三角形の面積の変化について考察する問題
7 空間図形に関する問題
空間図形において条件を満たす点の位置関係を正しくとらえ、必要な面を見いだし、線分の長さや三角形の面積、四角錐の体積を求める総合的な問題
1はオーソドックスな基本問題。
2では、例年の作図ではなくグラフを書く問題が出題されました。
3の資料の分析では理由を説明する問題が出題。
4では連立方程式が出題。
5三角形の合同の証明を利用っする問題の出題。
6一次関数でパラメータを利用する問題
7四角錐の出題
平均点 24.2 標準偏差 9.8
全体的にオーソドックスな解きやすい問題で平均点は昨年より2.3高くなりました。
大問1の正答率は例年通り高かく、大問3の記述の問題は正答率49.6%と比較的高い正答率となりました。
大問4大問5が19.4%、18.7%と難易度と比較して得点率が悪かったようです。
大問6(2)②・7(3)が難問ではないと思われましたが4.7%、1.2%と例年通りの低さでした。
対策
基本的な計算問題をできるようにする。
各公式・定理等を問題を解きながら確認しながら覚える。
当たり前のことのように思えますが、この当たり前のことをしっかりこなすことが大切です。
当たり前のことをこなしミスなく解けるようにすれば30点近く稼ぐことができます。
上記の基本的な問題を土台に方程式の記述問題・図形の証明問題・関数・空間図形の大問にチャレンジして得意分野を作っていくことが高得点に繋がると考えられます。
また、3・4・5の記述量が多いので上位高校を目指し数学で高得点が必要な受験生は3・4・5で時間を使いすぎず6・7に時間を回す時間配分等に留意も必要です。
6・7の(1)は正答率が高いので中上位高校を目指すなら取っておきたいです。
また、本年安積高校と会津高校は標準配点ではなく学校配点となっていることにも留意が必要です。
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