2023 福島県立高等学校入学者選抜試験 国語

2023 福島県立高等学校入学者選抜試験 国語

①言語に関する問題

中学校までに学習した漢字や敬語などの、言語事項についての理解・定着度を見る問題

②韻文 

詩を提示し、理解力と鑑賞力をみる問題

「蝙蝠傘の詩」の詩の出題

③古典 

基本的な古典の読解を通して、基本的な知識と読解力をみる問題

「十訓抄」からの出題

④文学的文章 

文学的な文章の読解を通して、場面の展開や心情を読み取るなどをみる問題

「給食のアンサンブル2」からの出題

⑤説明的文章

説明的文章の読解を通して、論理的な思考力や読解力をみる問題

「思考の庭の作り方・初めての人文学ガイド」からの出題

⑥条件作文

非連続型テキストから正確に情報を読み取り質問項目の回答状況の関連性に着目し指示された観点に基づいて自分の考えや意見を明確にして書くことを通して論理的な思考力や表現力を総合的にみる問題

「福島ユニバーサルデザイン推進計画」「令和3年県政世論調査」からの出題



例年通りのオーソドックスな出題で、国語を適切に表現し正確に理解する能力が求められます。

平均点29.8 標準偏差8.0

昨年より4点高い点数となりました。

46〜50点 0.3% 41〜45点 6.4%と前年と比べて上位層の得点率が高く、25〜36点に約80%の受験生が集中していました。

大問5の5が1.1%と低かったですが本年は他の記述系の完答率はそれほど低くはなかったです。

しかし、大問6の作文の完答率は8.0%と低かったです。

例年通りの出題で大問の記述問題以外を取ればおよそ30点台となるはずなので、先ず記述問題以外の得点率を高める、高得点を目指すには記述の対策がカギにはなったと思われます。


対策としては

漢字の読み書きをしっかりやる。

基礎的な作文力を付ける。

韻文・古典の用語や表現技法等を理解し覚える。

韻文・古典・小説・説明文の解き方を簡単な問題で確認する。

上記のことがしっかりでき、県立高校入試に準じた問題をこなしていくことによって25点~35点は狙えると思います。

更に上を目指す場合・上位校を目指す場合得点率の低い記述系の問題でおよそ20点近くとなるのでしっかり記述対策の必要があると思われます。

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