2020 福島県県立高等学選抜試験 数学 分析と対策
2020 福島県立高等学校入学者選抜 数学
1 基礎的・基本的な問題①
2 基礎的・基本的小問題②
「数と式」「図形」「関数」の基本的な問題
3 確率と資料の分析と活用の問題
(1)は確率(2)は標本調査の問題
4 連立方程式の利用及び一次関数の利用関する問題
与えられた問題文を読み取り必要な条件を整理して立式し計算かていまで記述する問題。また、得られた結果を利用しグラフを事象の考察に用いる問題
5 図形証明問題
平面図形が持つ基本的な性質や定理の理解、論理的思考力及び表現力をみるための問題。
6 関数のグラフと図形に関する問題
放物線の点の座標から図形をとらえ、四角形の周の長さの変化について考察する問題
7 空間図形に関する問題
空間図形において条件を満たす点の位置関係を正しくとらえ、線分の長さや台形の面積、四角錐の体積を求める総合的な問題
1はオーソドックスな基本問題。
2では、例年通り作図の問題が出題されました。
3の確率では理由を説明する問題が出題。
4では昨年と同様連立方程式が出題。
5証明問題のみの出題。
6・7は例年通り。
平均点 21.8 標準偏差 8.5
平均点は昨年より0.8低くなりました。
大問1の正答率は例年通り高かく、大問3の記述の問題と大問4の正答率50.4%、53.6%と比較的高い正答率となりました。
大問5が各1.0%と受験生は平行四辺形の証明は苦手とするようです。
大問6・7の(2)の①が順に34.9,13.2%と例年通り最終問題は正答率4.2、1.0と例年通りの低さで特に最終問題は1.0%で昨年の0%よりは若干正答率が上がりました。
対策
基本的な計算問題をできるようにする。
各公式・定理等を問題を解きながら確認しながら覚える。
当たり前のことのように思えますが、この当たり前のことをしっかりこなすことが大切です。
当たり前のことをこなしミスなく解けるようにすれば30点近く稼ぐことができます。
上記の基本的な問題を土台に方程式の記述問題・図形の証明問題・関数・空間図形の大問にチャレンジして得意分野を作っていくことが高得点に繋がると考えられます。
また、3・4・5の記述量が多いので上位高校を目指し数学で高得点が必要な受験生は3・4・5で時間を使いすぎず6・7に時間を回す時間配分等に留意も必要です。
6・7の(1)は正答率が高いので中上位高校を目指すなら時間配分に留意して取っておきたいです。
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