2020 福島県県立高等学選抜試験 国語分析と対策
2020 福島県立高校入学者選抜試験の国語
①言語に関する問題
中学校までに学習した漢字の読み書きの力と書写に関する力を問う問題
②韻文
詩の出願、詩と鑑賞文という複数のテキストを提示し理解力と鑑賞力をみる問題
③古典
古典の読解を通して、基本的な知識や読解力をみる問題
④文学的文章
文学的な文章の読解を通して、場面の展開や心情を読み取る力、表現力などをみる問題
⑤説明的文章
説明的文章の読解を通して、論理的な思考力や読解力をみる問題
⑥条件作文
2つの資料を比較することで言語の特色に気づき、そのことを踏まえ自分の考えを書くことを通して論理的な思考力や表現力をみる問題
例年通りのオーソドックスな出題。
語句は四字熟語、韻文はローテーション通り詩、古典では「沙石集」、小説は「十四歳日和」、説明的文章は「対話をデザインする-伝わるとはどういうことか」作文は2つの資料の比較を題材としたものの出題。
平均点27.8 標準偏差8.0
昨年より0.2低い点数となり例年通り20点台後半の点数となりました。
例年通りの出題で大問の記述問題以外を取ればおよそ30点台となるはずなので、先ず記述問題以外の得点率を高める、高得点を目指すには記述の対策がカギとになったと思われます。
記述問題の正答率、大問4の3が7.7%、大問5の5が1.6%と記述量も多くの得点率は低かったです。
対策としては
漢字の読み書きをしっかりやる。
基礎的な作文力を付ける。
韻文・古典の用語や表現技法等を理解し覚える。
韻文・古典・小説・説明文の解き方を簡単な問題で確認する。
上記のことがしっかりでき、県立高校入試に準じた問題をこなしていくことによって25点~35点は狙えると思います。
更に上を目指す場合はしっかり記述対策をしましょう。
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